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思いがけない贈り物
トラバでボケましょう 2008 夏 開催いたします~。にトラックバック。


"100人の友達"がいます。
100人で相談してあなたに ある贈り物をくれました。
100人で考えて"たったひとつ"ある贈り物をくれました。
"あなたを喜ばそうとした"ってことは、一目でわかる、ある贈り物。



7月3日、誕生日。
その日、私は仕事に追われていた。
しかし何か虫の知らせのようなものを感じたのだろうか。
ふと、放置しっぱなしだったこのブログを覗いてみようと思ったのだ。
本当のことを言おう。
前回の投稿(6月1日)以来、このときまで
私はこのブログにログインすることはおろか
プレビューをすることすらしていなかったのだ。

果たして年始の挨拶以来、実に7ヶ月ぶりのコメントがついていた。
見慣れないID。

私はそのIDをクリックする。

そして、そこにはこうあった。

"100人の友達"がいます。
100人で相談してあなたに ある贈り物をくれました。
100人で考えて"たったひとつ"ある贈り物をくれました。
"あなたを喜ばそうとした"ってことは、一目でわかる、ある贈り物。


その贈り物とは何であったのか。










そう、それは「お題」。



「お題」そのものが贈り物であったのだ。



私が「お題」に飢えていたってこと
私自身も今まで気付いていなかった。



ありがとう、友達。



とりあえず。


「お題」をつるっと飲み込んでみました。

■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■□
【ルール】
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後次の金曜日夜中まで
土曜日未明までに
 お題を出した人が独断で判断し陪審員の厳正(?)なる投票によりチャンピオン(大賞)を決めます。
 (自分自身のお題の記事にトラバして発表)
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。
 (企画元ブログにてチャンプランキングも開催中!)

 企画終了条件は
 みんなが飽きるまで、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元     毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
 開催事務局  ボケトラの穴     http://trana88.exblog.jp/
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(〆切を過ぎましたがちょっとリハビリに利用させていただきました。
 うーむ、昔はどうやって書いていたのか本当に忘れちゃったよ)

あ、もちろん審査対象外でお願いします。
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by midnight_egg | 2008-07-07 03:20 | トラバでボケましょう
コートの中ではのろまな亀をねらえ!
Life is Statisticで開催中、
第5回トラバでぼけましょうお題..にTB。




 トラバでぼけましょう2006・第5回お題

どうして涙が出るの?






コーチ、あたし、がんばります!
コーチさえ見ていてくだされば、あたし、あたし・・・。
この四角いフィールドの中で。
力一杯がんばれるんです!

ねえ、コーチ、どうか。
どうか見ていてくださいね、コーチ。

最初の頃はコーチのその鋭い眼光に見つめられると
それだけですくみあがってしまっていたあたしです。
・・・あの頃は本当に何もわかっていなかった。

でも、今はコーチ。
コーチが見ていてくだされば・・・あたし・・・あたし・・・。


さあ、しっかりとグリップを握りしめて。
(ああ、まるで掌に吸い付いてくるようです。)
ほら、コーチ。あたし苦手だったバックだって克服したんですよ。


ねえ、コーチ。あたしを、あたしだけを見ていてくださいますよね?

コーチ、
コーチにとってあたしは特別ですか?
言ってください、
どうかあたしのこと「おまえは特別だ」って。

お願いです、コーチ。
言ってください!

それだけであたし・・・自分の持てる以上の力を発揮できるような気がするんです。
だからコーチ。

お願いです。
言ってください!





















言って・・・。


コーチが今まで出会ってきた誰よりも、


誰よりもあたしが
ずっとずっと






締まりもよくて
気持ちイイって。

どうか、コーチ。


お願い、イッてください!

誰よりもイイって、言って、
そう言ってココ・・・に出してください・・・
あ・・・ん・・・お・・願い・・・。



「どうして? 並だが。(!) 出るの!?」




う・・・こ、コーチったら。ひどい・・・。
な、並だなんて・・・。

あ・・・で、でも・・・あたしも・・・もう・・・。

・・・あ・・・



あ、あ、

あー!












・・・どうして、



涙が出るの?



コーチの・・・バカ。



■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。
 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。
 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。
 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。
 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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みなさんもご同様だと思うのですが「アクセス解析」の「検索ワード」ってのはしかしナニですね。「エロいポケモン」とか「どろどろ ぬるぬる 胸」とか「ねっとりお絵かき」とか「エロ大会」とかそんな検索ワードで、期待に股間 胸膨らませてやってきた青少年たちに「期待はずれでごめん」と、なぜかそんな気持ちです。今回はそんな検索ワードにひっかかってしまいそうな言葉を避けまくってみました。
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by midnight_egg | 2006-05-12 06:31 | トラバでボケましょう
第4回トラバでボケましょう選手権講評【33の発明・3/3】(エントリーNo.23〜32+番外1)
講評【33の発明・2/3】(エントリーNo.12〜22)


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【はみ出した発明・5】


「やった! 遂に完成した。
 この発明は人類の歴史を変える!」

「よかったですね」

「チャイムマシン」

「どういうものなんですか?」

「チャイムが鳴る」

「普通ですよね」

「おまけにコーヒーが落とせる」

「何のために?」

「その間にほら、ここを開けてみてくれ」

「目玉焼きですね」

「そしてこちらを開けると」

「トーストですね、ってこれ朝食機能付きコーヒーメーカーじゃないですか」

「ちがう、チャイムマシン」

「類似品じゃないですか。
 通販の番組で見たことありますよ、似たようなの」

「ちがう。私のはチャイムマシン」

「何がちがうんです?」

「チャイムが鳴る」

「そこかっ!」



 23・「カミデロン伝説」
Everything in Life is Only for Now(4)★
 これまたすごい。練りに練ってきましたね。今大会参加作品の中でもっとも練られていると思いました。この発明品が流通したときの世間の反応をアメリカの場合/日本の場合と平行して語っていくのですが、その違いがいかにもありそうな感じでおかしい。リアリティがあります。随所に散りばめられたボケも素敵です(>両国首脳の髪がだんだんふさふさ、とか)。一旦オチたあと、まだまだ展開し続けるストーリー。これにどう落とし前をつけるつもりなのかと心配になりかけたところで、カミデロンの語源であろうデカメロンがあまりにもばかばかしく登場、大オチへ。驚愕の完成度です。冒頭部、最初は審査員に対するサービスでエロ描写が入ってるんだと思ったんですよね。これがきっちりと伏線だった、というのにもしてやられました。


 24・第4回TBでボケましょう2006
放浪猫の遊び場(2)★
 前回、前々回の参加作品でお題発表ポストの前文をいじる、という独自のスタイルを確立させてしまったのがこの作者。こうなるとやはり出題する側もどのへんをいじってくるかなー、と思いながら前文を書いてしまうわけです(<まちがった方向性)。いわばお題がふたつあるような状態からの出発。最初はその影のお題を使わないのかな? と思っていたらストーリーの核に密接にからめてきてくれました。お見事ですし、それに出題者としてはやはりすごく嬉しいです。ラストの一行は本当に素晴らしい。至言というか名言というか。お題を知らない人が読んでも楽しめる完成度の高いショートショートに仕上がっていると思います。


 今大会全参加作品中、もっともおバカな理由で発明されたもっともおバカな発明品、それが「かわる君」。(ネーミングも見習いたいですね。)いったんオチがついたかに見えてこれでもかこれでもか、とエスカレートしていく過程がこれぞボケの王道というお手本のような作品です。どんどん話が大きくなっていき、最終的にはえらいところまで行き着いてしまってます。風呂敷は広げられる限りどこまでも広げ切ること。ボケってなんだっけ? と迷いが生じた人はこの作品を読むとよいと思います。


 26・素晴らしい授業
Life is Statistic(3)★
 いやあ、素晴らしい授業でした。以上。あ、ダメ? これ盛り込まれているネタの数いくつあるでしょう? すごいですね(惜しげもなく)。これだけ盛り込めばひとつやふたつ滑っても大丈夫。どんな読者も必ずやどこかで笑えます。一度笑えばあとはどっかんどっかん来てしまう、いわば笑いの誘発剤、笑いの地雷原。冒頭のつかみネタはそれなりに笑えるけれどかなりベタですよね。でも一発ネタに見せかけて後半につなげてあったりと、こういう感じのネタの積み重ねがいくつもあり、それが大ラスのオチへも繋がっていきます。スラップ・スティックなのに流れは綺麗。ラストはアイデアも見せ方もうまい。発明がコレなのは賛否両論あるかもしれませんが、地道にストレッチを積んできた作者だけに愛と憎悪がにじみ出ていて(大げさ)ある意味感動すら覚えました。


 27・The DAIHATSUMEI
エレガントかつ怠惰に生きる(2)★
 まず冒頭の役割分担の転倒にしてやられました。博士と助手を出しておきながら発明をしたのは助手の方て。テンポ良く繰り出されるシュールなボケに鋭すぎるツッコミ。どうしよう〜、これものすごく好きです。タービンとか本当に好きですよ? しかも放置してあるし(笑。ひとつひとつのセリフが本当に笑えます。ただの罵倒だと思わせておいて、それがさりげないオチの伏線だったり。勢いもテンポもありながら実はすごくテクニカル。「もう二度と来なくていいぞ」で終わってても十分作品として通用するのに、そのあとにも?・・・まだ読んでない人は早く読んだほうがいいです。


 28・明朗な分度器
「しあわせな日々」より(2)
 冒頭をチラ見したとき、オマージュ作品か、困ったなーと思いました。一瞬ですけど(オマージュ的なものは評価が難しいので)。でも大丈夫、読んでみたら「分度器」という言葉にインスピレーションを得たというだけで完全にオリジナリティが溢れる作品でした。ネタとしてはダジャレの連続なのですが、韻を踏んだ詩のようでとても綺麗。普段から言葉に対する感性が鋭敏な作者ならではです。そういえばタイトルも詩のようで素敵ですね。全体に軽いタッチの笑いでありながら、よくよく考えると発明品の機能がブラックです。ピリッとした印象に仕上がっています。



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【はみ出した発明・6】


「やった! 遂に完成した。
 この発明は人類の歴史を変える!」

「今度はなんですか」

「自分のコピーを作るマシン」

「おお! 実はそういう発明を待ってたんですよ。王道、王道」

「この、内側が鏡張りになった箱に入り、この、レバーを引くわけだよ」

「人体消失イリュージョンの小道具に似てますよね」

「そうして反対側の扉を開けるとインスタントにもう一人の自分が」

「素晴らしい」

「名付けてドッペルゲンガー製造機」

「忙しい現代人の必需品!」

「ただし」

「ただし?」

「もう一人の自分に会うとどちらかが死ぬ」

「・・・臨床実験は?」

「まだ」

ガッシャーン

「あ、何をするんだね!?」

「いや、何をするんだね、じゃないから」




今日もまた、 彼の発明は人類の歴史を変えない。



 29・終焉
オアフ党(2<1>)
 さすがです。ここまで過不足ないというのは本当にすごい。しかも考えれば考えるほどじわじわと怖い。今回応募作品中ではもっともブラックな作品です。


 いいですね。やはりこういう作品が生まれてくるところが、この企画全体における醍醐味のひとつだと思います。基本的に私がすごく好きなテイストの世界です。ゴシック・ホラーというか。キングの「ペット・セメタリー」を思い出しました。タイトルにもなっている「赤い口紅」の視覚効果がうまい。作者自身この物語のラストが「不時着してしまった」と語っておられましたが、物語は自ら着地したいところに着地してしまうもの。地点は違っても着地そのものは美しかったです。ボケとかもうそんなことどうでもいいじゃないか。なあ、みんな?(盗。


 31・ただいま 神様 公募中(の予告)
北の夢想科学小説(3)
 これまた心惹かれるタイトルです。「ネオ・無しズム」「正確なカーボンコピー」など独特のボケ・ワードや構成そのものがボケている「(中略)」など、ひとつひとつのアイデアにはかなり笑いました。しかし全体を通してはちょっと難解で、意味がわかるまで何度となく読み返しました。過去の歴史の変え方ではもっともダイナミズムにあふれています。変えられた歴史の前提として23世紀の歴史という創作部分が含まれているのですが、この部分、読者とのコンセンサスが十分に取れていない感があります。大オチはこれだけ壮大なタイムパラドックスの結果としてのオチがそこに来るかい、という落差の激しさが見所ですが、ややお題からはずれてしまっているのが残念です。


 32・第4回トラバでボケましょう
スナバあそび(2)
 この絵はいいですねー、とても好きです。ぱっと目に入った瞬間にもうすごくいいと思いました。未来の車はアイデアもさることながら、このデザインが本当に魅力的。「大人の子供心」をくすぐる感じです。ひとつひとつのボケのクォリティも高いし、何よりも肝心なボケ部分が全部きちんとイラストになっていて一枚一枚が一コマまんがとして楽しめます。参加の形態としても画期的なわけですが、これは絵が描ければマネできるというものでもないですね。確かな画力+しっかりとしたボケのアイデアの両輪がそろってこそのクォリティです。惜しむらくは大オチが弱いですね。弱いというかそれまでに繰り出してきたボケの総括に なっちゃってます。大オチもイラストで落としてあったら、絶対★印つけていました。


<審査対象外>
 リンク先でも笑ってしまい、二度オイシイです。本気で妖怪と回文を拾ってきた執念にも参りました。そしてなんだかんだ言ってシモネタ部分が一番気に入りました(^^。


★印は一次選考通過作品です。さて・・・。


第4回トラバでボケましょう選手権・優勝発表
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by midnight_egg | 2006-05-01 22:27 | トラバでボケましょう
第4回トラバでボケましょう選手権講評【33の発明・2/3】(エントリーNo.12〜22)
講評【33の発明・1/3】(エントリーNo.1〜11)


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【はみ出した発明・3】


「やった! 遂に完成した。
 この発明は人類の歴史を変える!」

「それは何ですか?」

「永久機関だよ」

「え、永久機関!? 人類の夢とまで言われるあの?」

「これを一口飲めば」

「え? 飲みものなんですか?」

「永遠にたち続けるわけだよ」

「なんだか私の知っている永久機関の概念とはちょっと違うような」

「奥さんも大喜びだよ」

「やっぱりそういう方面か」




 12・いつもの朝。
A3ファイル(4)★
 冒頭の卵を割り入れるシーンから壁紙の描写あたり。うっとりとため息が出るような端正で美しい文章です。この作者の創作モノを読むといつも、他の人には絶対書けないような、ドキっとするような一行が必ずあるんです。これで本当にただの一ブロガーなのか? S氏にはニヤリとしました。(やっぱりエス氏かエヌ氏でないとね。)さてこの作品の中心になる発明品は、実はこれまでのトラボケ史上でも最多出場選手だと思うんです。いかに人々に愛されているかがよくわかりますね。それだけに料理が難しい。この作者はあるアイデアを加え、そのことによって起こる情景を丁寧な筆致で描き出していきます。 長くはないと思います。むしろ上質の短編小説のような作品世界に仕上がっています。いいなあ、この登校風景。本当に。


 13・Dr.StrangeLove
MS.POKERFACE(3<1>)
 まずタイトルがうまいですよね。すごく読みたくなる。私がお題を「ついに完成したぞ」ではなく「ついに完成した」と表記したのは、実は「ついに完成したわ」のパターンも読みたかったからなのです。そのへんわかってらっしゃる(^^。そしてさすがうまいこと言いの女王。一行一行、すべて無駄なく笑いに繋げています。しかしいつから自虐オチが定番になったんでしょう? あ、ご自分のことではない? えー。


 14・あらよっと。
僕は君の太陽だ!(1)
 いきなり戻ってきていきなり自分ネタで乗り切りました。久々に見たけどこのキャラと語り口、そしてそのパワーが唯一無二の強力さであることを再認識させられました。というかこの発明、読んだ人みんなが食指を動かしたようですけど(^^。そして作者はほんと一瞬でまた姿をくらましてしまったのでした。誰か次に見かけたときにはしっかり捕獲しておいてください。


 15・
しんぞぉのおんな(3)★
 「気がかりな夢から目を覚ますと」・・・冒頭からツボを突いてきました。長いと言ってもたかがブログのポストに収まる文章量のはず。なのにこの読後の充実感といったらどうでしょう? 壮大な大河ロマンを満喫した感じ。里中満○子作のよりabsinth作のほうが数段おもしろかったです。蜜・・・いやもう。エロいこと書かなくても色気のある文章を書く人なのにもう。極上にエロかったです、ゴチソウサマ。作者は「ボケていない」と言っていますが鼻を枕でつぶしてしまったのでこうなりました、というのは十分なボケ、というかでかいホラというか(笑。ただ「この人物の鼻が低くなる」というのに発明の要素はまったくなかったのでした、よくよく考えれば。最初そこに気付かずにうっかり優勝候補にしちゃうとこでした。(え? そこがボケだった?)


 この作品の最大のボケは実にさりげなく冒頭に置かれていました。・・・お題変わってるやん(笑。お題に答えていないようで答えてるかも。それは我々人類の共通の夢だと思うのです。
>——ざっく、ざっく、ざっく。——ざっく、ざっく、ざっく。——ざっく、ざっく、ざっく。
という文字列がなぜか視覚的に私のツボにはまりました。妙におかしい。そしてなぜかコメント欄のみなさんのツッコミがうまい。図らずも読者とのすばらしいコラボ作品に仕上がってしまいました。


 17・『寝覚めの悪い日』
与太話びより。(3)
 人類の歴史を変えた過去の発明品に光を当てて語るアプローチは他に誰もやっていないのですがむしろ正統派だといえます。前作同様、お題そのものは姪から叔父への問答という形で取り入れられています。これはうまい。だってこれから先ずっとこのパターンで書き続けられるのはまちがいないから(笑。この物語は那子のほのかな恋心をベースに進みます。今回はすわ、二人の心が通じ合ったのか?と思いきや、やはりそう簡単にはいきませんでした。だってうまく行ってしまったら連載終了だもの(^^・それでも少しずつ進展していく二人の物語を読み続けたいと願うのは私だけではないはず。物語が語られる場として企画がある、という転倒はすでにおきてしまっているので、あとはとことん語り続けてください。


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【はみ出した発明・4】


「やった! 遂に完成した。
 この発明は人類の歴史を変える!」

「またですか」

「ダイムマシン!」

「鼻づまりですか?」

「フランクリン・ルーズベルトの肖像を大量生産するマシン」

「そ、そんなもの誰が欲しがるんです?」

「肖像を裏返すとオークの枝と、オリーブの枝、そしてたいまつが」

「?」

「マシンを動かしてみよう」

----ちゃりん、ちゃりん、ちゃりん、

「・・・ダイム(10セント硬貨)ですか?」

「三つの窓の絵柄が揃えば、ほら無尽蔵に」

「・・・スロットマシンですよね?」

「大もうけだよー、きみぃ」

「偽金製造器じゃないですか」

「あ、止まった」

「故障ですか?」

「ダイム切れ。補充しなくちゃ」

「補充するんかい!」



 18・「弱いところ。」
Mein Tagebuch(1)
 うわ! エロで参加ですか? まんまとわくわくしてしまった自分が情けないですが、それくらいわしづかみにされる冒頭でした。最初の一行って大切ね♥ タイトルも心憎いです。スリッパの描写の下りとかやっぱりうまいなあ、と感心してしまいます。シンプルだけど綺麗なオチです。 身に覚えのある人なら誰でも深く頷いてしまうに違いないですね。


 19・「劇薬の効果のほどは」
ふぇいく。(2)
 前半の主人公の緊迫感がリアルでどんな恐ろしい結末になるかと思いきや。一瞬にして反転した世界の腰砕け具合が素晴らしいコントラストを醸し出しています。筆力衰えず、ですね。一読したときはただ素直に笑えたのですが、再読しておや、と思いました。
>ボクの長年の思いが、ついにかなったんだ!!!
 これは伏線? しかし主人公がなぜそれを望んだのか、それに対する説得力がないような気がしました。私は筆者よりもいじめに対する拒絶反応が強いのかもしれません。前半部、相手役の不良にもう少し間抜けで憎めないようなところがあったなら、と思ってしまいました。


 20・人類の未来を変える。
徒然ならぬ人生(1)★

 素晴らしいです。お姉さんたちを薄着姿にしたい、という卑小な願い。それに対してあまりにも大げさな発明。マッドサイエンティストかくあるべしと思いました。テンポのいい会話体がさすがです。大オチもばかばかしいほどスケールが大きくて好きです。そしてテンプレあとの二段オチ部分でさらにこれでもか、とスケールアップ。いいですねー。そうそうこうでなくちゃ(^^。その時限装置で有名なメーカー名もぜひ入れて欲しかったですね。


 21・発明王
羊のトライアングル(1)★
 主人公を博士にしたSFっぽい設定の作品は数多くあるのですが、ここまできちんとSFらしく仕上げてある作品はほかにありません。マニアックなこだわりを感じます。博士の語り口がまともで落ち着いているのが生きていますね。レトリックにも似たしかしもっともらしい彼の理論を聞いていくうちに、いったい何が起きるんだろう・・・と、引き込まれていくことはまちがいなし。お題に呼応して綺麗に決まったラストの一行が素晴らしい。今大会参加作品中もっともきちんとお題に答えてる作品であるとも言えます。再読すると更に精緻な伏線が点在していることに気付かされます。
 この作品に関してはテンプレあとの二段オチはないほうがむしろボケ度は高かった。そこだけが惜しいです。


 22・どれが一番強いの?
SOFIA_SS(2)★
 場面・状況の設定がいいですね。研究員のプレゼンか、はたまた一発明家の売り込みか。コンパクトでウマイです。主人公のキャラクター がまたよくできていますね、一人称が「自分」とか。モノローグだけでどんな人なのかが浮かび上がってくる感じ。ラストが鮮やかでした。こんな幕切れは私には絶対書けないです。冒頭の役員秘書の登場シーンもきちんと伏線になっていたんですね。読後にタイトルの意味が初めてわかるようになっているのも洒落ています。


第4回トラバでボケましょう選手権講評【33の発明・3/3】(エントリーNo.23〜32+番外1)
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by midnight_egg | 2006-05-01 22:19 | トラバでボケましょう
第4回トラバでボケましょう選手権講評【33の発明・1/3】(エントリーNo.1〜11)
ガス台の横に開いた牛乳パックを洗って干しておいたらボーボー燃えていました。
リサイクルも命がけね。こんばんは、クレマムです。
みなさまこの一週間、たいへん長らくお待たせいたしました。
このたびは「第4回トラバでぼけましょう選手権」に
ご多数のご参加をいただきましてありがとうございました。

まずは講評いってみたいと思います。

ところで前回チャンプに「これはお願いなのですが。ご自分でお題を出しながら、参加者よりもすごい作品を出しちゃうのだけは、絶対に、絶対に、やめて下さいね!」とお願いされていました。当たり前じゃないですか。参加者よりすごい作品なんか書けるわけがありません。質で勝負できないので量で勝負だ! と33ネタを目標にがんばったのですが、もちろんあえなく挫折しました。6ネタしかできませんでした。講評の合間に挟み込んでみます。箸休め程度になってくれればよいのですが・・・。

講評ではできるだけ作品のネタバレをしないように努力したつもりですが、もし問題になりそうな記述がありましたら、どうかご遠慮なくお知らせくださいませ。

それでは講評スタート!

↓    ↓     ↓     ↓     ↓     ↓




 1・夢のような薬
ばれたら妻に殺されるBlog(2)
 まずは投稿時間に注目。お題発表からわずか47分しか経っていません。なのにこの完成度。お子さんがいつ生まれてきてもおかしくないという状況下、大慌てで書かれたとのことですが、それを知ってから読むと微妙に味わいが変わって二度美味しかった作品です。ご本人が「どうやら、俺は、こういうネタしかかけないみたいだ・・・orz」と言っておられますが、読者はまちがいなく「妻ネタ」を期待していると思います。むしろまったく違うフィールドの作品を出してきた場合、よっぽどの飛躍がないとブーイングにさらされる危険性高し(^^。ふだんからの妻ネタ(おもしろい!)があってその延長線上にこの作品があります。オチは一般論として普遍性のある内容なのですが、それでもブログ・スタイル故にそのおかしみもまた増幅されているのです。当社比120%くらいに。


 2・トラバでぼけましょう2006・第4回お題
ダーサの遊園地(魔猫)(4)
 「エロ縛りはありません」と明言したのに(^^。今回そこでがんばって損しちゃった人も少なくないかなー。個人的にはこの作者の天分は今回の作品とは違う地平にあると思います。(第三回参加作品は限りなく優勝に近かったのでは・・・?)メインキャラの会話をだるだるに展開させて、そこに作者が地の文でツッコミを入れていく、という構成には可能性を感じました。突き詰めていけば独自のスタイルとして確立できそう。肝心の装置ですが目的と機能がうまく合致していないのが気になります。借り物を使わなくても書けたんじゃないかな? エロに関して言えば教授&アカネちゃんコンビよりも、むしろ前回作品のほうにストイックな色気がありましたね、って思うんですけど。(必要以上に辛口ですみません。だって私ってばこの人のファンだからさー。私には恋文じゃなかったのね、って嫉妬です、これ^^)


 3・第4回トラバでボケましょう。
暇つぶしのうなぎご飯。(2)★
 びっくりしました。ある意味、ボケのスタイルとして画期的な発明だと思うのです。冒頭の文章は短いけれど、その実すごくよく練られていると感じました。これ以上くどくど述べることは無意味。未読の方は今すぐご覧ください(^^。


 ここまでの4作品がお題発表から2時間以内の投稿。この作品もそのスピードで書かれたとは思えない完成度の高さを誇っています。「発明」というと近未来的な感じがしますが、落語に着目して舞台を江戸に持ってきました。この発想のよさで作品の成功はすでに4割方は約束された感じ。山田源外先生はやっぱり平賀源内のもじりでしょうか、にやりとさせられます。歯切れもテンポ良く、トントン拍子に読み進み、ラスト「そっちかよ!」と読んだ人誰もがつっこんだと思います。ボケの王道を行くような作品ですね。・・・え? これがトラボケ初挑戦!? 自信を持ってこれからもずっと参加してくださいね。


 5・復活・・・。
雀ブロ。(1)
 まあそういう道具があったとして、最初の実験に「スパ王」て。この腰砕け具合が最高。パチもんの中からすごいものが生まれているのに、さらりとスルーしていくテンポのいい語り口、いきなりの彼の復活、そもそもが彼をもとにしたダジャレだったのかー、という意外性。彼の復活を喜ぶ声はほうぼうから聞かれましたが、(もちろん私自身その一人なのですが)シリーズキャラクターは諸刃の剣ですよね。彼を知らない人が一読してどこまで楽しめるのか。そういう意味では知らない人でもどかんどかんと笑わせてしまうパワーがあると思います。


 6・人類の夢の先
クリプトンの騎士(1)
 このお題を考えたときに私がぼんやりと期待していたイメージに一番近い作品かもしれません。すごく星新一的というか、ショートショートのお手本のような仕上がりです。これだけの内容をこんなにコンパクトかつ端的に表現してしまう技はタダモノではありません。一見、平易に見える文章ですがテクニカルかつスマート。オチの主張に余り目新しさが感じられないところがやや弱いのですが、その分普遍性は高く多くの読者が文句なしに楽しめる作品になっています。


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【はみ出した発明・1】


「やった! 遂に完成した。
 この発明は人類の歴史を変える!」

「それは何ですか?」

「形状記憶ムース。これで寝グセ直しも一発、思いのまま」

「お、売れそうですね」

「どんなに髪型が崩れようとも一度濡らして乾かせば、ほら元通り」

「それって・・・パーマですよね?」

「既存のパーマはいずれとれてくるが、この発明は永久に同じ髪型を保つのだ」

「・・・流行に左右されない方ならではの発明ですよね。
 でも髪が伸びれば形は崩れるでしょう?」

「いや、もちろん髪の発育も止めて、まったく同じ形状を保つようにしてある」

「わ! 無意味。というかむしろマイナスな特性」

「これで私も億万長者だ!」

「いや絶対ムリ」

「なぜ、言い切る」

「臨床実験はすんでいるのですか?」

「もちろん! 私の頭が臨床第一号だ」

「・・・永久リーゼントか・・・」





 7・【駄文でも】第4回トラバでボケましょうお題発表【参加だ!】
のーSWEAT 【ぽんぽんクロニクル】(2)
 >そして無いという現実に絶望や憤りを覚えたことでしょう。
こういう一文にむちゃくちゃセンスを感じますね。「どこまでもドア」もいいですよね。大オチがまた果てしなくばかばかしくて素晴らしい。こういうの大好きです。この作者にはちょっと突き抜けたところがあってそれがすごく強み。前回参加作品に見られた突き抜けたシモネタ感覚があんまり披露されていないのがやや残念(^^、個人的に。


 8・ドリーム・タグ
La torre。(食い物ブログ化中)(4)
 「お願いタグでお願い事をはさんじゃおう」。この発想だけでもう満点ですよね。以前「たてまえを本音タグではさんじゃおう」というネタを見たことがあって、私がもしそれを知らなかったらこのタグのアイデアだけで優勝にしていたかもしれません。さて、まさにドリーム! のなんでもできるすごい発明なのですが、こういう発明をいかにくだらないことに使うかがボケラーの腕の見せ所といえるでしょう。この命題に本当にばかばかしい答えを与えていてお見事! この落としどころの微妙なセレクトはこの作者にしかできない技です。


 9・発明品?
Lunatic tRip(3)
 目の付け所のみで勝負した作品です。確かにそうですね、これは発明以外の何ものでもありません。こんな概念を発明したスタッフは本当にすごいと思うのです。でも発明して欲しくなかった・・・そんな声も聞こえてきそうです(^^。豊富なダジャレが舞い踊る見出し群はボケラー必見。そしてリンク先で、ハデ色スナイパー・ビキニ・トップスに一瞬心奪われた自分が痛いorz。何かの罠ですか?(笑。原典が凄すぎて、それを引用した作品のほうの印象が薄くなってしまった感は否めません。これはこれでおもしろいのですが、いろいろ書ける作者だけにもっといろいろ読みたかったかなー?


 10・研究ノートの秘密
ぢぇみにのBlog[Evolution III] (4)
 ミステリの要素としてもっとも大切なのは何か? それは魅力的な謎の提示なのではないか? そんなことをぐるぐる考えさせられてしまいました。しかしうまいなあ。タイトルもいいし、巧みな文章でぐいぐい引き込まれてしまいます。この作者だけにいやが上にも高まる期待感。そして世紀の肩すかし(笑。オチそのものよりもそこが最大のボケ所なのです。というか、よく考えてみたらお題にも答えていないのです。それにあやうく気付かないところでした。あぶない、あぶない。さすがテクニシャン(^^。


 11・
宇宙のどこかの片隅で。(3)
 私はこの人の作品相当好きなんです。前作を読んで、今回は参加してきたらそれだけもう優勝候補になってしまうかと恐れていたくらいなのですが、そうはなりませんでした。このあたりがトラボケの難しいところです。今回も冒頭から弟の脇道あたりまではこの作者の独特の語り口が如何なく発揮されていて大いに笑わせていただきました。後半の証言と回想シーンが交錯する部分も計算し尽くされた実に見事な構成なのですが、惜しむらくはオチ。こういう発明をこう使用するということに関してあまり意外性はないという気がしました。



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【はみ出した発明・2】


「やった! 遂に完成した。
 この発明は人類の歴史を変える!」

「今度は何ですか?」

「キミは千里の道も一歩からという言葉を知っているよね?」

「はい、知っていますがそれが?」

「私はこの言葉にヒントを得て画期的な万歩計を発明したのだ!」

「というとまさか」

「さて私がこう一歩踏み出すだろう? すると見てご覧」

「あ、表示が1000歩に!?」

「そうだ、1000歩歩いたことになるのだ」

「すごいじゃないですか!」

「そうかね、えっへん」

「1歩で1000歩の運動量。
 ダイエット業界に大旋風を巻き起こすことまちがいなしですね」

「? なんでだね?」

「なんで、って決まってるじゃないですか。
 1歩なら1000歩、10歩なら10000歩、100歩なら100000歩、歩いたことになるのでしょう!?
 ダイエットどころかスポーツ・トレーニング方面での需要も見込めるかもしれません」

「ばかかね、キミは」

「は?」

「1歩で1000歩分の運動量なんてそんな荒唐無稽な。
 この万歩計は1歩歩けば1000歩と表示されるだけなのだよ」

「え? ただのインチキじゃないですか。
 そんなものがいったい何の役に立つんです?」

「だって私、奥さんに毎日万歩計チェックされてるんだよ〜」

「・・・!
 そんなくだらないものをわざわざ物々しく持ってこないでくださいよっっっ!!!」


講評【33の発明・2/3】(エントリーNo.12〜22)
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by midnight_egg | 2006-05-01 22:05 | トラバでボケましょう
印税生活。
a0034838_98048.jpgとうとう私もあこがれの印税生活を送っているわけです。
←これが「うそ日記」で得た印税です。

 手始めに先週、家族を連れてディズニーリゾートを貸し切り豪遊してきたわけですが、あとは家族用にハワイにコテージをひとつ買って、自分用には六本木ヒルズ、ニューヨーク、パリに一室ずつプライベート・ルームを構えたいと思います。南イタリアかスペインのどちらかにもカサ・ブランカがひとつ欲しいですね。で、それぞれの拠点で執事とメイドをひとりずつ雇うつもり。あ、シェフも一人ずつ雇います。数ヶ国語を操れる通訳兼マネージャーも一人必要ですね。まあ当然自家用ジェットなんかも持っておきます。あ、あと船ね。クルーズ船とヨットね。んー、オーストラリアのビーチにももう一軒別荘がいりますかね。あ、そうそう、自宅を忘れていましたがやっぱり広尾あたりに豪邸をかまえるつもりです。
 どうにも、控えめな性格なので今はこの程度の使い道しか思いつかない私です。でも気が向いたらそのうちまた、セレブ印税生活をご紹介しますね☆

 アデュー!
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by midnight_egg | 2006-03-05 09:07 | つぶやきを携帯する
とにかく新聞、なわけですよ。
 今朝、目が覚めたらおふくろが新聞に載っていた。

 どうやら初代木星親善大使に選出されたらしい。「タイヤキですけどがんばります」って、おいおい、かあちゃん、それを言うなら大役だろ? 大役。酸素持っていくの、忘れるなよ。



よいニュースは
日刊エキブロ新聞




 今朝、目が覚めたら俺が新聞に載っていた。

『東京都文京区小石川在住の会社員坂井敏広さん(36)は、今朝はめざましの時刻6:00に遅れること0・03秒の記録で起床。朝食はコーンフレークとコーヒーのみ。東京都港区麻布在住の元妻の大石妙子さん(34)は「こんな朝食で24時間戦えるのでしょうか」と語っている。』
元妻がいたときよりもはるかにましな朝食なのだが。



それなりのニュースも
日刊エキブロ新聞




 今朝、目が覚めたら俺が新聞だった。

 おいおい勘弁してよ、俺にコーヒーこぼさないでくれよ?



とにかくいつもあなたと
日刊エキブロ新聞




3月の「日刊エキブロ新聞」は正規記者7名で3月8日よりスタートします。3月期は「新人記者強化月間」、記者の応募条件はエキブロ新聞記者未体験者です。助っ人新人記者はまだまだ随時募集中です。


「日刊エキブロ新聞」は

いつでもあなたを

お待ちしております。

記者未体験のそこの貴方、

今すぐ思い切ってのご参加 を!


というわけで、
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by midnight_egg | 2006-03-02 10:52
なぜネコは
TBでボケましょう2006第1回お題発表!にTB


第1回お題

『2006年、今年は戌年です。
犬と猫、これほど大昔から馴染みのある動物なのにいくら待っても猫年はやってきません。
干支を決める時、神様が伝えた日にちを一日遅くネズミが猫に教えたため、猫は干支順番競争に間に合わなかったらしいですね。
で、それからというもの猫はネズミを追いかけるようになった・・・とか。これが一般的な説。
んが!違うのですよ、本当は。
猫が干支に入っていない本当の理由は・・・・・!!』




「あのときは本当に悪かったよ」とネズミがグレーの毛を毛繕いしながら言った。
「おまえさん、あのときはまだほんの子どもだったねえ。綿毛みたいに軽かったからね。
 あたしゃ、あんたが背中に乗っかってるなんて露ほども気がつかなかったよ」と白黒ブチの毛を毛繕いしながらウシが言った。
「俺だって、あの頃は若かったのになんでウシ婆ぁなんぞに負けたかなあ」と縞々の毛を毛繕いしながらトラが言った。
「あたしはねえ、準備がいいんだよ。自分が誰よりも足が遅いってわかってるからねえ。
 誰よりも早くでかけたってわけさ」
「足と耳の速さでは誰にも負けない自信があったのに」とウサギがかよわい声でつぶやいた。真っ白な毛を毛繕いしている。
「あんだと。俺様の前に出ておきながら文句垂れるたあどういう寸法でぃ!」と辰がギョロリとギョロ目をひん剥いて言ったので、ウサギは首を縮めて小さくなった。
「まあまあ、アンタ。素人衆をからかうもんじゃないよ。ほらご覧。背中の毛が逆立っちまってるじゃないか」と、細い舌をチロチロさせながらヘビが辰に寄り添いケラケラと笑った。
「オイラたちのあたりまで来ると、もう順位すら曖昧なんだよなあ」となが〜い顔を曇らせてウマが言う。
「本当ですわね。私はあなたに引っ張られて走ったようなものでしたけど」と、ヒツジも言った。もちろん彼女も自慢のフワフワの毛の毛繕いに余念がない。
「まあまあ、中庸ってのはいいもんですよ。ビリとかね、ブービーに比べたらよっぽどマシじゃないですかねぇ」とサルが小ずるそうに笑う。
「誰がブービーだとっ!?」聞きつけたイヌが牙を剥きうなるのを、すかさずトリがなだめる。
「まあまあ、まあまあ、まあまあ。どちらさんもこちらさんも、まあ、穏便にいきましょうや、穏便に」

「グー、グー」
これらの会話をまったく意に介さぬ、と思いきやイノシシはすっかり居眠りを決め込んでいるのだった。
「悪かった、とかなんとか。その口先具合がむかつんだよなあ」
背中をポリポリ掻きながら13匹目のネコが言った。

今宵満月。月明かりの下、13匹の猫の集会ははたから見れば、
ただただそれぞれがそれぞれの毛繕いに余念がない、そんな光景であった。

とどのつまりは十二支の12匹はすべて猫であって、
十二支からはずれたのも猫であって、
猫の上にも猫の下にも猫はなく、月明かりの下すべての猫は平等であった。
これはただ、猫大スキ・フリスキーにありつける順番を定めただけのものであり、
結果としては13番目だろうと14番目であろうと猫大スキ・フリスキーはふんだんにあり、
この世はおしなべて太平であってにゃーんの問題もニャいのであった。


にゃ〜ん手ネ!


<了>



■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。

 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

ちなみに「ベトナムでは丑は水牛、卯は猫、未は山羊、亥は豚に変わる(亥については、むしろ日本が特殊であり、亥は中国でも豚である)。モンゴルでは寅の代わりに豹を用いることがある。( ウィキペディア)」だそうです、cnabkamさん。
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by midnight_egg | 2006-02-17 22:27 | トラバでボケましょう
僕とマグロとマグロと僕と
女プログラマさんのマグロ祭りだ、わしょーい!にTB。

(10月10日はマグロの日です)



<僕とマグロとマグロと僕と>

僕の住む街は川の街だ。
いつでも空を切り取るラインには
きりんの首が見える。
そんな街だ。

しとしとと霧のような雨が降っていた。
ぐしょぬれになるわけではないが
体にじっとりと沁み込み、気付けば指先がかじかんでいる。
そんな秋の雨だった。

その雨の中を左手に倉庫街(その向こうに川)
右手に首都高を見ながら傘のない僕がじっとりと歩いていたときだった。
冷え切ったマグロと僕が出会った。


小振りの赤身だった。
マグロは僕と目が合うと愛嬌たっぷりに
ピチピチと体をくねらせたのだった。


(このままでは倉庫街に巣くっている猫たちの餌食にされてしまう)


魔がさしたのかもしれない。
次の瞬間、僕はそのマグロを地面からすくい上げた。

(ピチピチ)

そう、あのピチピチを見たときにはすでに情が移っていたのだ。

僕とマグロはともにじっとりと濡れそぼりつつ
僕の家へと向かったのだ。


--------

今、水槽の中にはぐったりとしたマグロ。
やっぱりマグロは陸では生きられないのかもしれない。

それでも僕が水槽に近づくといつも
マグロは弱々しくもピチピチと体をゆすった。


つやのなくなった赤身。
もはや赤、とさえ呼べないような。
別れの日が遠くないことを僕はとうに悟っていたのに。


----------

船に乗ろう。
一緒に船に乗ろう。

僕はマグロを胸に抱えて念じ続けていた。
川へ向かって走りながら。

一緒に船に乗ろう。
一緒に川面を眺めよう。
海に出よう。
君が生まれた海に出よう。
そして、
そして。


川が見えてきた。
ねえ、川に着いたよ。
川に着いたよ。

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とうの昔に鮮度を失ったマグロを僕はむなしく抱きかかえたまま。
知っていたはずだ、

なのになぜ、君を拾ってしまったのだろう。


僕は倉庫街を後にした。
埠頭を離れ川に沿って歩く。

橋が見えてきた。


さようなら。
僕は君を川に放すつもりだよ。


僕は君を川へ。

more
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by midnight_egg | 2005-10-10 22:48 | 祭りだ祭りだ
教える! チョコレート工場の秘密
教えて!チョコレート工場の秘密!

もうみんなもご存じだろうけど毎日くんが
映画化で話題沸騰中の「チョコレート工場の秘密」のヒミツを知りたがってるよ。
だからコッソリ教えてあげる。
ネタバレもあるから気をつけてね。

あらすじだよ
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by midnight_egg | 2005-10-10 02:30